読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ベランダ男子ブログ

植物好きなベランダ男子のブログです。ガーデニング、観葉植物、熱帯魚などについてポツポツ書いていきます。京都市在住。社会人1年目。

ユーパトリウムの仲間

ユーパトリウムが最近気になります。実家の庭には青色フジバカマユーパトリウムチョコレートが生えているのですが、暑い夏に花をたくさん咲かせる上に、姿形も他の花とは違ってどこかワイルドさ(?)があっていいなと思っていました。上野ファームや十勝千年の森で今まであまり見たことがなかった大型のユーパトリウムの品種を見てから、一気にユーパトリウム熱が沸いてきました。
どんな種類があるのか調べるていると結構その数が多かったので、この場にまとめてみたいと思います。

⬛日本に自生する、またはそれらの雑種
フジバカマ(Eupatorium japonicum)
秋の七草の1つとしても有名な、日本の自生種。自生地の環境破壊などで生息数を減らし、準絶滅危惧(NT)種に指定されているそう。兵庫県加古川に約300株が自生し、この数で日本最大の自生地らしく、このことからもかなり希少なことがわかります。手に入れるのは難しそうですね…。ちなみに、花は白っぽいピンクでつぼみの時の方がピンクが濃いそうです。

②サワフジバカマ(Eupatorium japonicum)
秋になると園芸店でフジバカマの名前で売られているのが本種。フジバカマとサワヒヨドリの雑種で、フジバカマと比べて花や茎の色が濃い。フジバカマと一緒で花は蕾の方が色が濃いです。個人的には葉の色との相性もよく、シックでかっこいいと思います。値段も安くよく増える(というか増えすぎる?)ので今年あたりはぜひ庭に加えたいところです。

③サワヒヨドリ(Eupatorium lindleyanum )
「サワ」とつくだけあって、
水田の畦や用水路脇、休耕田、溜池畔、湿地などの湿った環境に生育するそうです。フジバカマとは、開花期(本種の方が1月ほど遅い)や草丈(本種は1mを越えないがフジバカマは1.5m)などの違いがあります。日本に自生し、園芸種ではないのでフジバカマ同様入手は難しいかもしれませんね。

ヒヨドリバナ(Eupatorium makinoi)
フジバカマとよく似ていますが、フジバカマと違い葉が3つに裂けておらず、そこで区別可能だそう。花もフジハガマよりは白っぽい。フジバカマが絶滅の危機に瀕しているのと違い、本種は日本各地でまだまだ見られます。茎と葉の色が同じで、花の色もフジバカマより白っぽく、やや地味に思えます。


⬛外国産
⑤青色フジバカマ(Conoclinium coelestinum)

園芸店でよく見る品種です。家の実家にも生えています。夏に青色の花をびっしり咲かせます。葉の色もライムグリーンで、全体的に涼しげな見た目をしており、夏にぴったりな花だと思います。地下茎で旺盛に増え、草丈もそこまで高くならないのでグランドカバーとしても重宝されます。以前はユーパトリウム属でしたが、現在はコノクリニウム属に分類されています。最近は白花の品種も流通しています。

ユーパトリウム・チョコレート(Eupatorium rugosum)
こちらも最近よく見かけるユーパトリウム。その名前の通り茶褐色の葉に白い花を咲かせます。花はほぼ完全な白ですが、葉の色との対比でかなり目立ちます。花が咲いていないときもシックな葉が楽しめるのもいいですね。葉の色は芽吹いた時がもっとも黒く段々と緑色に近づいていきます。

ユーパトリウム・マキュラタム

アメリカのミシシッピ川原産のユーパトリウムです。日本のものより大きく育ち草丈2mくらいになるようです。花もピンク色が濃いですが、野性味がありかっこいい品種です。園芸店では見たことがないですが、ネットで探したところいくつか取り扱っているお店があるようです。

ユーパトリウム・フィスツロスム(Eupatorium fistulosum)
草丈が3.5mにもなる超大型のユーパトリウム。花はもちろん大きいのですが、大きな体を支える茎も太く、おまけにいい感じの赤色でおしゃれです。ぜひ一度育ててみたいですが日本での流通量は少ないようです。

ユーパトリウム・カンナビム

花や葉、草姿はマキュラタムに似ていますがこちらの方が小型で、草丈は1.5m程に育つそうです。

ユーパトリウム・グリーンフェザー
(Eupatorium capikkifolium 'Green Feather')

コニファーのような見た目で細く柔らかい葉を繁らせるユーパトリウムです。他の種類はユーパトリウムの仲間と言われれば何となくそうかなと思えるのですが、本種はユーパトリウムの仲間とは全くわからないです。最大で2mくらいに育つそう。花はあまりユーパトリウムっぽくないみたいです。大きくなると下の方の葉が枯れてくるので後景として使って、下の部分を他の植物で隠す必要がありそうです。

ユーパトリウム ピンクフロスト
Eupatorium ghinense

班入りの葉をもつユーパトリウムです。葉の縁にクリーム色がギザキザと入る感じです。花の色は他のユーパトリウムと似てピンク色です。花が咲かない時期でもカラーリーフとして楽しめそうです。

⬛育て方
基本的には丈夫な品種か多く、暑さ寒さに強いようです(冬は地上部が枯れますが宿根草なので春には新芽が出てきます)。肥料も少なくてよく、逆に多すぎると徒長してしまいます。半日蔭でも育つ品種は多いですが、日当たりがよい場所の方が花付きはよくなります。根が深く張らないため、乾燥に弱い一面があるので、日当たりがよくても夏に西日が当たる場所は避けた方がいいかもしれません。

ワイルドな見た目ですので、ナチュラルガーデンやメドウガーデンにぴったりな品種だと思います。種類も多いので、自分の庭にぴったりの品種を選びたいですね。