ベランダ男子ブログ

植物好きなベランダ男子のブログです。ガーデニング、観葉植物、熱帯魚などについてポツポツ書いていきます。京都市在住。社会人1年目。

カラミンサ・ネペタを植える

カラミンサ・ネペタという花を初めて知ったのは、今年の6月とかでした。
花がびっしり咲く上に、暑さに強くハーブのような香りもあるということで、昨年たけで計4株ほど購入した気がします。
実家の庭に植えたものの、ヒョロっとした見た目で、花つきもそんなによくなく、うまく育てることができませんでした。
そこで、ことしこそは花をいっぱい咲かせる姿が見たい!と思い、カラミンサ・ネペタの育て方のポイントを押さえた上で植え替えを試みることにしました。
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カラミンサ・ネペタ(Google画像検索から引用させていただいております)

⬛カラミンサ・ネペタの育て方
ネットなどで一通り調べてみました。

・原産地
地中海沿岸~南ヨーロッパ
・日当たり
日向の方が花付きがよくなる
・土壌
水はけと通気性がよいものを好む。乾燥のし過ぎには弱いので、腐葉土等の有機質を多めに混ぜる(一方で、ポールスミザーさんの本には乾燥にはかなり強いと書いてある)
・肥料
植え付け時に緩効性化成肥料をまぜる。春と秋にも緩効性化成肥料か液肥を与える(一方で、ポールスミザーさんの本には貧栄養の環境に強いと書いてある)
・切り戻し
花が一通り咲き終わった後に切り戻すと、花付きがよくなるそう。

地中海原産ということで乾燥には強いのかと思いましたがしたが、そこまでではないという情報もあり判断が難しいですね。肥料についても、多少は必要という情報と、全くいらない!という情報があり悩ましいところです。
ちなみに昨年実家のカラミンサの花があまり咲かなかったのは、切り戻しを行わなかったことと、一度雑草に埋もれて風通しが悪くなったことと思われます。これは栽培環境以前の、育て主の問題ですね…。

とりあえず今回植えかける際は、カラミンサの耐乾燥性に対する情報が2つあることをふまえて、2種類の土を用意しました。

①通気性と水はけを確保すると同時にある程度の保水性もキープするため、黒土があるところに、赤玉土とバーク堆肥を混ぜたもの。

②水はけのみを意識して、穴を40㎝ほどのほり、そこへ鹿沼土を入れたもの。鹿沼土には栄養分が含まれないので貧栄養状態となるはず。

日当たりはどちらも良好な場所です。
それぞれにカラミンサの苗を植えて、どっちがよく育つか見ていくことにします。

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写真は鹿沼土に植えたカラミンサ。周りの土と色が違いすぎて変だったので、表面に周囲の土を被せてカモフラージュ。

⬛カラミンサとキャットミントの違い
余談ですが、カラミンサ・ネペタとキャットミントってなんだか姿・雰囲気が似ているところも多い気がして、同じものなのかそうでないのか調べてみました。
カラミンサ・ネペタはシソ科カラミンサ属(トウバナ属)ですが、キャットミントはシソ科ネペタ属(イヌハッカ属)ということで、属から異なるようです。カラミンサの後ろにネペタと付いてるのが紛らわしく、この2つの植物が同じものと思う人がいる原因かもしれないですね。キャットミントはトルコ・イラン辺りが原産らしく、カラミンサより乾燥には強いようです。そのぶん、多湿な環境は向かないそうです。昨年キャットミントの栽培にもチャレンジしたのてすが、水はけがよくないところに植えてしまいあまりうまくいきませんでした。今年は水はけがよい場所に植え替えてあげるつもりです。

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キャットミント(Google画像検索から引用させていただいております)